一枚板 トチ 35×460~630×1610mm #tc0003

エポキシ樹脂による補修画像

虫食い例

• 乾燥
  無垢材において乾燥は必要不可欠ですが、厚みのある一枚板は乾燥が難しく、多くの時間を要します。※自然乾燥の場合、木の厚さ1cmに1年が目安とされています。
  OakBetでは含水率が15%前後まで乾燥されている商品を出品しております。
  
• 欠点の補修
  無垢材は、多くの欠点を有しています。そこも非常に魅力的ですが、強度に支障きたす欠点は補修が必要です。強度に支障が出る割れに関してはエポキシ樹脂もしくはパテで埋めた状態で出品しております。知識や技術が必要で、非常に手間のかかる工程になります。
  ※虫食いによる穴は補修対象外となります。
• 平面だし
  無垢材は乾燥する際、必ず反りが発生します。この反りを直すのが、人間の手では難しく、かなりの労力を要します。そこですべての商品を大型機械で効率よく平面だしを行い出品しております。
• サンディング
  平面だし後、そのままの流れで大型機械（ワイドサンダー）に入れ、効率よく表裏を粗目のサンディングを行います。最後に耳にも粗目のサンディングを施し、出品しております。

• 含水率とは
  含水率とは、「木材にどれくらい水分が含まれているかを示す割合」のことです。
  含水率は一枚板の乾燥具合を確認する上で、非常に重要な情報となります。
  丸太から製材したばかりの木材には、大量の水分が含まれております。
  この状態で加工してしまうと、乾燥が進むにつれて割れや反り・ねじれといったトラブルが発生する可能性があります。
  一方でしっかりと乾燥された一枚板は、こうした変形を最小限に抑えられ、長期間安定してご使用いただけます。
  そのため、テーブルとして利用するためには、板の内部まで十分に乾燥させることが欠かせません。
  （一般的には、含水率15％以下が理想的な乾燥状態とされています。）
• 乾燥期間について
  ▼天然（自然）乾燥の場合
  木の厚さ1cmにつき1年が目安とされることが多いです。
  時間は掛かりますが、ゆっくりと水分が抜けるため木材への負担が少なく、木材本来の色合いや粘り強さが保たれやすいとされています。ただし、反りや割れのリスクは人工乾燥より高めです。
  
  ▼人工（機械）乾燥
  数ヶ月から1年程度。種類や厚みによっては、もっと短期間で済むこともあります。
  ですが、急激な乾燥は木材にストレスを与えるため、色味が濃くなったり、硬度が上がるとも言われます。
  
• 弊社の取り組み
  測定には専用の機器を使用し、データを取得しております。
  品質にこだわるお客様にも、安心してお選びいただける体制を整えております。
  
  ※夏場や乾燥する期間は、含水率が低く表示される傾向があります。
  ※乾燥はあくまで平均値で出した参考の数値です。樹種の個体差により±5%は前後いたします。
  ※含水率はあくまでも参考程度にお願いします。