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LEARN木製天板の種類|3シリーズ完全ガイド

木製天板の3種類
集成材・ハギ板・一枚板の違い

天板には、集成材(Sシリーズ・数千円〜15万円前後)、ハギ板(Aシリーズ・数万円〜30万円前後)、一枚板(Pシリーズ・数万円〜100万円前後)の3種類があります。価格・木目の連続性・希少性が異なり、ご予算と用途に応じた最適な一枚が見つかります。
Updated 2026.10.05 / Supervised by 江崎 奨平 株式会社清水材木店 代表取締役・2代目
What you'll learn

このページでわかること

  • 集成材・ハギ板・一枚板、それぞれの製法と特徴
  • 価格帯・木目・反りにくさの違い
  • ご予算や用途から選ぶ、シリーズの判断軸
  • 各シリーズの代表的な樹種と用途例
  • 3種類を一目で比較できる早見表
01 — Quick Guide

天板の3シリーズ早見表。

まずは全体像から。価格・木目・反りやすさ・サイズの自由度など、9項目をひと目で比較できるよう一覧にまとめました。詳しい解説はこの後の章で順番にご紹介します。

スワイプで比較
項目S・集成材A・ハギ板P・一枚板
01価格帯数千円〜15万円前後数万円〜30万円前後数万円〜100万円前後
02作り方小さな木片を接着して1枚に数枚の無垢板を横につないで1枚に1本の丸太から継ぎ目なく切り出す
03木目の表情多彩でリズミカル自然で連続性がある完全に唯一無二
04反り・割れへの強さ◎ もっとも安定○ 比較的安定△ 経年で動きあり
05希少性標準(量産可能)やや希少非常に希少(同じものは二つとありません)
06サイズ・形の自由度◎ 高い(さまざまな形やサイズに対応しやすい)○ 比較的自由(一部制限あり。ご相談ください)△ 現物のサイズが上限(小さくはできますが、大きくはできません)
07おすすめの用途デスク・カウンター/DIY・サブテーブルダイニング・デスク/カウンターダイニング・役員デスク/リビングの主役
08代表的な樹種パイン・ゴム・タモ・ウォールナット/ヒノキ・スギ・アカシア などタモ・モンキーポッド/ウォールナット などトチ・スギ・クリ/ケヤキ・モンキーポッド・ウォールナット など
09こんな方にコスパ重視・はじめての方自然な木目を楽しみたい方一生ものを探している方

※ 価格はあくまで目安です。サイズ・樹種・加工内容により変動します。正確な金額は商品ページからご確認ください。

Same Wood, Three Forms

同じ樹種で、3シリーズを見比べる。

同じ木でも、集成材・ハギ板・一枚板で木目の表情や継ぎ目は大きく変わります。代表的な「タモ」と「モンキーポッド」で、3シリーズの違いを見比べてみましょう。

タモ明るく素直な定番材

タモの集成材・ハギ板・一枚板を並べて比べた写真
S集成材 Aハギ板 P一枚板

モンキーポッド濃淡が美しい大判の材

モンキーポッドの集成材・ハギ板・一枚板を並べて比べた写真
S集成材 Aハギ板 P一枚板

※ モンキーポッドのハギ板は、今回は耳付きの板を使用しているため、より一枚板に近い印象になっています。

※ 写真は一例です。木は一枚一枚、色味も木目も異なります。

あなたは、どの表情がお好みですか。

02 — S Series

S集成材Sシリーズ・スタンダード

気軽に始められる、手頃な一枚。

数千円〜15万円前後の手頃な価格帯。反りや割れに強く、はじめての木製家具にも安心していただける素材です。

Step 01 — Method

製法と特徴

集成材(しゅうせいざい)は、小さな木片を繊維方向を揃えて接着し、1枚の板に仕立てた素材です。反りや割れが起きにくく、安定して長く使えるのが大きな特徴。材木屋として目利きした上で、グレードの高い集成材を厳選しています。専用の機械でミリ単位の水平出しを行い、大きな傷やヒビ割れを人の手で一つひとつ補修していきます。日常的な素材にプロの技術と手間を惜しみなく注ぎ込んだ、材木屋ならではのワンランク上の集成材です。

集成材の製法・接着のアップ
Step 02 — Grain

木目と風合い

集成材の魅力は、小さな木片が織りなすパッチワークのような豊かな表情です。異なる木目や色合いが集まることで生まれるリズミカルな模様は、空間に自然な温もりと程よいアクセントをもたらします。均一すぎない個性的な風合いは、ナチュラルからモダンまで多彩なインテリアによく馴染み、お部屋を彩る高いデザイン性が楽しめます。

集成材のパッチワーク木目
Step 03 — For You

こんな方におすすめ

  • 多彩な木目が生む、リズミカルな表情を楽しみたい方
  • 予算を抑えて、木製家具を始めたい方
  • デスクや作業天板、円形や変形など自由に形を決めたい方
Sシリーズの商品一覧へ →

03 — A Series

Aハギ板Aシリーズ・アドバンス

本物の木目を、毎日の食卓へ。

数万円〜30万円前後で、無垢材の表情と扱いやすさを両立。「自然な風合いがほしいけれど、一枚板は予算が…」という方にぴったりの中価格帯シリーズです。

Step 01 — Definition

ハギ板とは何か。

ハギ板は、数枚の無垢板を側面で接いで1枚の天板に仕立てる技法です。「幅はぎ板」「接ぎ板」とも呼ばれます。通常3〜5枚程度の無垢板を接ぐため、一枚あたりの木材サイズが大きく、木目の連続性が保たれます。集成材より一枚板の見た目に近く、一枚板より手の届きやすい価格帯。本物の無垢の表情を、日常の中で楽しめる選択肢です。

ハギ板の天板
Step 02 — Difference

集成材・一枚板との違い。

ハギ板は、数枚の無垢板を側面で接ぎ合わせた素材です。小さな木片を多数接着する集成材とくらべると、木目の連続性がより自然。一方、1本の木から継ぎ目なく切り出す一枚板とは違い、板と板の接合線が表情として残ります。一枚板の風合いに近づけながら、価格と安定性のバランスに優れるのがハギ板の魅力です。「無垢の自然な木目」と「実用的な価格帯」を、無理なく両立できます。樹種により多少の経年変化はありますが、日常使いには十分な安定性をもちます。

ハギ板の接合線と木目
Step 03 — For You

こんな方におすすめ。

  • 無垢材の自然な木目を、毎日の暮らしで楽しみたい方
  • 予算は抑えたいけれど、素材では妥協したくない方
  • ダイニングやデスクなど、毎日使う場所に置きたい方
Aシリーズの商品一覧へ →

04 — P Series

P一枚板Pシリーズ・プレミアム

唯一無二の、一生もの。

数万円〜100万円前後。1本の木から1枚だけを切り出した、継ぎ目のない天板。同じ木目はふたつとなく、お選びいただいた一枚は、これからお客様だけの景色になります。

Step 01 — Method

1本の木から、1枚だけを。

一枚板は、1本の丸太から1枚を継ぎ目なく切り出した、贅沢な使い方をした天板です。どんなに大きな丸太でも、その木からとれる一枚板はわずか数枚のみ。同じ木目を持つ天板はふたつとなく、選んだその瞬間から「お客様だけの一枚」になります。

一枚板を1本の木から切り出す
Step 02 — Philosophy

節・割れ・虫食いは、個性です。

節は、空へ光を求めた枝の名残り。
割れは、風雪に屈しなかった力の痕跡。
虫食いは、自然の中で確かに生きていた証。

わたしたちはそれらを欠点とは考えていません。補修は「対話」、傷は「景色」。金継ぎの思想にも通じる、その木が歩んできた時間ごと、お客様の暮らしの中で受け継いでいただくのが、一枚板の本来の姿です。

節や割れの跡が表情になった一枚板
Step 03 — For You

こんな方におすすめ。

  • 二つとない木目と、木が歩んだ時間を味わいたい方
  • 一生ものとして、納得のいく一枚に予算をかけたい方
  • ダイニングや役員デスクなど、空間の主役に据えたい方
Pシリーズの商品一覧へ →
05 — Why Shimizu

材木屋だから、3シリーズが揃う。

清水材木店は、岐阜県安八町で60年以上、木とともに歩んできた材木屋です。仕入れから加工・最終仕上げまで一貫管理しているからこそ、価格帯の異なる3シリーズすべてを、責任をもってご提供できます。

01

材木屋60年の目利き

代表・江崎奨平が2代目を継ぐ清水材木店は、創業以来60年以上、木と向き合ってきました。木を見て、適材適所を判断できる確かな目を持っています。

02

企画から製造・販売まで自社一貫

商品の企画、木材の仕入れ・加工・仕上げ・梱包まで、すべて自社で管理。中間業者を介さないからこそ、価格と品質の両立が可能になります。

03

完全オーダーメイド対応

幅・奥行を1mm単位でご指定可能。樹種・塗装・エッジ処理も自由にお選びいただけます。商品ページに記載のない形・サイズ・樹種でも承ります。一度お問い合わせよりご相談ください。

Our Promise

どのシリーズでも、変わらない3つのお約束。

送料無料全国どこでも無料でお届け
(一部地域を除く)
1mm単位のサイズオーダー可能お部屋にぴったり合わせて、
ご注文いただけます
1年保証ご納品後も安心してお使いいただけます
(一部商品を除く)
06 — FAQ

よくあるご質問。

お客様からよくいただくご質問を、8つにまとめました。

Qハギ板とは何ですか?+
Aハギ板(幅はぎ板)は、3〜5枚程度の無垢板を側面で接ぎ合わせて1枚の天板に仕立てた素材です。集成材より木目の連続性が自然で、一枚板より手の届きやすい価格帯。本物の無垢の表情を日常的に楽しめる、中価格帯の選択肢です。
Q集成材とハギ板の違いは何ですか?+
A集成材は小さな木片(数cm〜)を多数接着して作るのに対し、ハギ板は通常3〜5枚程度の板を横に接ぎ合わせて作ります。ハギ板の方が一枚あたりの木材サイズが大きく、木目の連続性が自然です。価格はハギ板の方が高くなります。
Qハギ板と一枚板の違いは何ですか?+
A一枚板は1本の木から1枚を切り出した「継ぎ目のない」天板です。ハギ板は複数の板を側面で接合しているため、接合線があります。一枚板の方が希少性が高く、価格も高くなります。
Qどのシリーズを選べばいいですか?+
Aご予算と用途によります。はじめての木製家具やDIY用途ならSシリーズ、自然な木目と実用性の両立ならAシリーズ、唯一無二の一生ものならPシリーズがおすすめです。
Q反りや割れが起きやすいのはどれですか?+
A集成材(Sシリーズ)が最も安定しており、反りや割れが起きにくい素材です。一枚板(Pシリーズ)は自然素材のため、経年で動きが出ます。ハギ板(Aシリーズ)はその中間です。
Qサイズオーダーは3シリーズとも可能ですか?+
A基本的に、3シリーズとも mm単位でのサイズオーダーが可能です。集成材(Sシリーズ)は自由度が高く、サイズや形のご希望に対応しやすい素材です。ハギ板(Aシリーズ)、一枚板(Pシリーズ)と進むにつれて、板そのものの大きさや形に左右されるため、制約が増えていきます。ご希望に添えない場合もございますが、可能なかぎり対応いたしますので、まずはご相談ください。
Qメンテナンスの違いを教えてください。+
A仕上げの塗装法によって異なります。オイル塗装の場合、日頃のお手入れは乾拭きをおすすめしています。半年〜1年に一度ほどメンテナンスオイルを薄く塗っていただくと、より美しい状態を保てます。ウレタン塗装の場合は、固く絞った布で拭くことができます。特別なお手入れは基本的に不要です。オイル塗装のメンテナンスの詳細についてはこちらをご覧ください オイル塗装とウレタン塗装の違いはこちら
Q納期はどれくらいですか?+
Aご注文から最短3営業日、最長10営業日での出荷が基本です。ただし受注生産品のため、樹種・サイズ・塗装内容のほか、ご注文の時期や在庫状況によって前後する場合がございます。詳しくは各商品ページをご確認ください。可能な限り早く発送させていただきますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。お急ぎの場合はお問い合わせにてご相談ください。
07 — Summary

まとめ。あなたに合うシリーズは、どれですか?

天板選びに「正解」はありませんが、迷ったときは次の3つの軸で考えると、おのずと答えが見えてきます。

「予算」「使う場所」「どれだけ長く付き合いたいか」。まずは気軽な一枚をお探しならSシリーズ、本物の無垢を毎日の食卓にお迎えしたいならAシリーズ、暮らしの主役・一生の相棒をお求めならPシリーズが、それぞれの答えになります。材木屋60年の目で選び抜いた、3つの選択肢。どのシリーズも、お客様の暮らしに静かに寄り添う一枚となるよう、心を込めてお仕立てします。

Still Unsure?

まだ迷っているお客様へ。

ご予算・使いたい場所・お好みの樹種など、おおまかなご希望をお聞かせください。木材のプロが、最適な一枚をご提案します。

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